片頭痛は月に1〜2回、多い時で週に1回位の頻度で繰り返し、1回の痛みは4〜72時間で治まるとされています。
これ以上頻繁に頭痛が起きる場合、あるいは痛み自体が強くて生活に支障をきたしているような場合には、回数を減らす事や痛みの程度を弱めるための予防薬を検討した方が良いでしょう。
片頭痛の予防薬です。

Group1(有効)からGroup5(無効)まで、
「慢性頭痛の診療ガイドライン2013」から引用しました。
有効とされる抗てんかん薬は
・バルプロ酸(デパケン、セレニカ)
・トピラマート(トピナ)
の2つです。脳の過敏状態を抑えるために使われます。
β遮断薬は元々は交感神経を弱める事で血圧を下げるために作られました。
・プロプラノロール(インデラル)
の効果が証明されています。
抗うつ薬として
・アミトリプチリン(トリプタノール)
が使われますが、眠気やのどが渇く副作用があります。
カルシウム拮抗薬
・ロメリジン(ミグシス、テラナス)
・ベラパミル(ワソラン)
は最初に血管が縮むのを抑える事で予防しようという事です。
ARBは元々は高血圧の薬ですが、
・カンデサルタン(ブロプレス)
については片頭痛予防効果が示されています。
頭痛の状態が変化するとともに予防薬の効果も変わるので、薬が効かなくなった時には患者さんの状態を正確にとらえて処方を見直しています。